温める場所 ~冬に向けて その2

「冷えは万病の元」 「寒いと肩が凝りやすい」なんて、

常識的によく耳にしますよね。

温めたらいいのはもちろんなんですが

せっかくだったら効果的に温めましょう。


冷えて腰が痛いなぁ・・・とか

寒くておしっこの回数が増えたな・・・・とか

なんか怠いなぁ・・・とか、とか

なときに、おすすめなのが腎の温め。


腎臓は血液を濾しておしっこを作るだけではなく

体内の水分やナトリウムを調節したり

血圧の調整や血液を作るための様々なホルモンを作る働き

など、身体の中の「水の成分」を調整しています。

だから、むくみや頻尿の原因になったり、

腰痛や高血圧、糖尿病にも影響したりします。
 

腎を温め、機能を高めるのにおすすめなツボ「腎兪」をご紹介します。


☆まずは探し方☆

腰(お腹のくびれ)に手を当てる
→手をグーにして、背骨までズボンのベルトに沿って平行移動
→拳同士がぶつかったら、一寸外側へ戻ると「腎兪」

そこらへんに置いた拳を支点にして

ゆっくり背中をそらせてみたり、
肘を後ろに引き寄せたりしながら、

背中の気持ち良いところを刺激してみましょう。


手の温かさを背中で十分に味わいます。


ポイントは「気持ち良い」と感じる場所と体勢です。

苦しくなるまでやるのはNGです。



さらに反対のお腹側も合わせて温めると効果的です。

おへそに親指を当てて、下腹部を両手で覆うように温めます。

こちらも「気海」というツボのあるあたりにあたります。


おへその指一本分上の「水分」という、その名の通り

水分のバランスを調整するツボも合わせて温められるよう、

両手でおへそ周りを温めてみるのもよいでしょう。。


臓器の機能低下の要因の最たるものが冷え。

冷えは、生活習慣次第で自分自身で改善することもできます。 

自分の身体は自分が一番よく知っている!と胸を張って言えるようになりたいですね。

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